フォルクスワーゲン方針転換

by garamon

 ドイツの自動車大手フォルクスワーゲンの13日発表によると、同社は排ガス不正問題を受け、経営戦略を見直し、これまで注力してきたディーゼル車の開発方針を転換し、電気自動車への移行を図るそうです。

 これにより、2016年以降に投入見込みの最上級車「フェートン」の新型モデルは電気自動車のみになると言う事です。

 6日には同社のマティアス・ミュラー最高経営責任者(CEO)が、排ガス規制を不正に逃れるためのソフトウェアを搭載した車について、2016年1月からリコール(回収・無償修理)を始める考えを明らかにしています。同社は不正があったディーゼル車の数を全世界で1100万台とし、そのうちリコール対象となるのは950万台程度の見込み。大半の車はソフトウェアの修正で対応するという事です。ミュラー氏は「計画通りに進めば、2016年末までには修理される」と述べています。

 一連の動きを受けてアメリカの格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは12日、フォルクスワーゲンの長期信用格付けを、「A」から「Aマイナス」へと、1段階引き下げると発表しました。

 スタンダード・アンド・プアーズは、リコール(回収・無償修理)や罰金、訴訟などにかかる費用について、フォルクスワーゲンが引き当てている65億ユーロ(約8800億円)を「超過する」と予想。経営への悪影響が広がれば、さらに2段階の格下げもあり得るとしています。

 アメリカでは集団起訴の動きもあり、罰金だけでも2兆円を超えると言う話もありますから、8800億円では到底足りないでしょう。

 第四惑星の夢