重力波を初観測

by garamon

 カリフォルニア工科大とマサチューセッツ工科大などの研究チームは11日、世界で初めて重力波の観測に成功したと発表しました。

 重力波は物体の重さが時間と空間(時空)にゆがみを作り、物体が運動した時、そのゆがみがさざ波のように、光速で宇宙に伝わる現象で、100年前に物理学者のアルバート・アインシュタインが一般相対性理論でその存在を予言していました。

 アインシュタインの相対性理論は、重力で光が曲がる「重力レンズ」や、ブラックホールの存在などを予言。観測技術の向上で次々と実証されましたが、重力波は余りにも微弱であるためアインシュタイン自身も観測は困難だと考えていたほどで、いわば最後に残った大物でした。

 重力波を検出したのはアメリカに設置された重力波検出施設のLIGO(ライゴ)、質量が太陽の29倍と36倍のブラックホールが13億年前に合体した時に発生した太陽3個分の質量がエネルギーとなった重力波を検出したと見られます。