ホテルプリンス、改修指導に応じず

by garamon

 宿泊客7人が死亡、3人が重傷を負った広島県福山市の「ホテルプリンス」、1987年から昨年9月まで5回に渡って8項目の防災上の不備を指摘され、是正を求められていた事が判りました。

 市が是正を求めたのは
 ・階段の幅が基準(1.2メートル)に足りない
 ・非常用照明装置の不備
 ・排煙のために天井面から80センチ以内に設ける窓がない
 ・内装に不燃・難燃素材を使うべき所で使われていない
 といった火災時の安全な避難路を確保するための事項。

 さらに、建物の造り自体も火災時の延焼や拡大を防ぐことが出来ないと指摘。水道管などの配管部分とフロアを隔てる耐火壁や扉がないといった点に加え、1960年築の木造2階建てに、鉄筋一部4階建てをつなげた構造も耐火施設ではないとしていた。
 これらの不備は、現行法には適さない「既存不適格」。

 しかしホテル側は「経済的に難しい」として改善に応じていなかったそうです。これも高速バスの事故と同じ、人災のようです。