脆弱性を突くコードが相次ぎ出現

by garamon

 最新版のPHPに存在する未解決の脆弱性を突いたコンセプト実証コード(PoC)出現が確認されたとして、アメリカのセキュリティ機関であるSANS Internet Storm Centerが注意を呼び掛けています。

 PoCコードの出現はSANSが5月19日付で伝えました。脆弱性はPHP 5.4.3の「com_print_typeinfo」機能に存在し、Windows版が影響を受けます。PHP 5.4.3は5月8日にリリースされたばかりで、com_print_typeinfoの問題を解決するためのパッチは現時点でまだ公開されていません。

 PHPを巡っては、5.3.12/5.4.2までのバージョンに存在していた脆弱性を突くコードも出回っていました。SANSは5月28日のブログで、読者のWebサーバのアクセスログから見つかったという問題のコードを紹介し、改めて注意を呼び掛けています。こちらの脆弱性はPHP 5.4.3で解決されていて、同リリースを使っていれば攻撃は阻止できるという事です。

 未解決のcom_print_typeinfo機能の脆弱性については、攻撃コードの実行を防ぐために社内のPHPアプリケーションのファイルアップロード機能をブロックするといった対策を紹介しています。