アップル、自動運転車の公道実験で事故

by garamon

 アメリカのアップルが同国で自動運転車の公道実験を行っていたことが、先月31日に明らかになりました。

 アップルが自動運転車を開発していると言う噂は、以前からありました。最近も電気自動車メーカーのテスラで幹部として働いていた、同社の元副社長を再雇用したことも報じられています。

 しかし、幹部が自動運転車の開発を明言しながら走行試験の目撃情報が報じられる以外一切情報が無く、実態が不明だった開発は、公道実験中の事故によって表沙汰になりました。8月24日、シリコンバレーにあるサニーベール市を走行中だったアップルの自動運転車が、後方から接近した車に追突されたと言う事です。車は損傷しましたが、怪我人は出ていません。

 ちなみに追突された自動運転車はレクサスRX450hにアップルの自動運転システムを搭載した実験車で、追突したのは日産の電気自動車リーフ。

 自動運転技術については、自動車メーカーは勿論、グーグルもかなり力を入れています。マイクロソフトも中国の百度(バイドゥ)と提携、開発を進めています。IT業界の巨人が揃って参加する自動運転車の開発、10年後の自動車業界の勢力地図はどうなっているのか興味深いものがあります。


東芝と富士通、パソコン事業合併か

by garamon

 不適切会計問題による業績悪化からの立て直しを図る電機大手の東芝が、パソコン事業を切り離し、富士通と合弁会社を設立する方向で交渉に入っているそうです。

 タブレットの普及で、パソコン市場は縮小を続けていますが、成長が見込める法人向け市場を強化したい考えです。2014年の国内シェアトップはNECレノボの27.1%。富士通は19.3%で2位、東芝は12.5%で3位、両者を合わせると31.8%でトップに立ちます。

 例え統合しても世界順位は7位にすぎないのですが、部品の共同調達によるコスト削減などで競争力を強化する狙いです。

 東芝はダイナブック、富士通はFMV、そしてNECはPC98シリーズで国内のパソコン市場を席巻していましたが、海外勢との競争、とくに価格競争で収益が悪化しています。規模の拡大で乗り切ろうと言う狙いですが、どうも中途半端感が拭えません。特に東芝、いっそのことパソコン事業売却したらどうでしょうね?。


不正アクセスでビットコインが消失

by garamon

東京都渋谷区に本社を置く、インターネット上の仮想通貨ビットコインの世界最大級の取引所「マウントゴックス」は28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し受理されました。
 同社は2月7日に全てのビットコイン払い戻しを停止していました。

 会見を開いたマルク・カルプレス社長や代理人弁護士によると、2月初めごろから不正アクセスが相次ぎ、正常に完了しない取引が増加。その後、同社と顧客分の計85万ビットコイン(約114億6千万円)のほぼすべてが失われたことが確認されたそうです。同社は、ビットコインが不正アクセスで盗まれた可能性が高いとして捜査当局への刑事告訴を検討しているとのことです。

 ビットコインは中央銀行のような中央機関が存在しない、通貨の発行や取引はすべてピアツーピア・ネットワーク上で行われているインターネット上の仮想通貨です。その世界最大級の取引所が、どうやらハッカーの手によって破綻に追い込まれた、と言う事のようです。どこかのSFアニメで見たような展開ですが、現実です。

 この件でニューヨーク連邦地検も捜査に着手、同社に対し、内部資料の保全などを求めているという事です。
 また麻生財務・金融相も記者会見で、「(ビットコインは)長続きせず、どこかで破綻すると思っていたが、意外に早かった」との考えを示したうえ、「何とかしなければならないと思っていた。早急に詰める」と述べています。


脆弱性を突くコードが相次ぎ出現

by garamon

 最新版のPHPに存在する未解決の脆弱性を突いたコンセプト実証コード(PoC)出現が確認されたとして、アメリカのセキュリティ機関であるSANS Internet Storm Centerが注意を呼び掛けています。

 PoCコードの出現はSANSが5月19日付で伝えました。脆弱性はPHP 5.4.3の「com_print_typeinfo」機能に存在し、Windows版が影響を受けます。PHP 5.4.3は5月8日にリリースされたばかりで、com_print_typeinfoの問題を解決するためのパッチは現時点でまだ公開されていません。

 PHPを巡っては、5.3.12/5.4.2までのバージョンに存在していた脆弱性を突くコードも出回っていました。SANSは5月28日のブログで、読者のWebサーバのアクセスログから見つかったという問題のコードを紹介し、改めて注意を呼び掛けています。こちらの脆弱性はPHP 5.4.3で解決されていて、同リリースを使っていれば攻撃は阻止できるという事です。

 未解決のcom_print_typeinfo機能の脆弱性については、攻撃コードの実行を防ぐために社内のPHPアプリケーションのファイルアップロード機能をブロックするといった対策を紹介しています。