1%減額

by garamon

過去の物価下落時に特例で据え置かれ、本来より高い額が払われている年金が、2012年度から減額される方向になったそうです。税と社会保障の一体改革のうち、厚生労働省が12月5日にまとめた社会保障分野の中間報告に明記されたものです。

年金支給額は物価スライド制があり、物価が上がれば年金支給額も上がり、物価が下がれば年金支給額も下がります。日本経済はデフレが続いており、当然年金支給額もそれに合わせて引き下げられなければならない、はずでした。所が、現実には特例措置で下がっていませんでした。
最大の理由は、なんと言っても「年金支給額を下げれば支持率が下がる」という判断でしょう。高齢化社会に突入している日本社会において、今や高齢者は大票田。機嫌を損ねれば選挙で勝てない、と言うわけです。とは言ってもこの厳しい財政事情の中、何時までも特例措置を続けるわけにもいかず、下げる方向になったようです。これ以上続ければ、今度は年金を払う側を敵に回すことのなりますから。