アメリカ5空港、エボラ検査強化

by garamon

 アメリカ政府の8日発表によると、ニューヨークなど主要都市の5空港で、エボラ出血熱の感染が広がる西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国から到着した渡航者全員に対し、体温測定など検査を強化するとそうです。

 対策を強化するのは、ニューヨーク周辺のジョン・F・ケネディ国際空港とニューアーク国際空港のほか、ワシントン、シカゴ、アトランタの計5空港。ギニア、リベリア、シエラレオネからの渡航者は1日約150人おり、94%が5空港を利用。渡航者は空港内の検査エリアに誘導され、医療スタッフが体温測定や聞き取り調査を行うと言う事です。

 アメリカではリベリア国籍の男性が入国後にエボラ出血熱を発症、病院でリベリアから来た事を告げましたが、薬を処方されて家に帰され、その後重症化して入院、エボラ出血熱である事が発覚しました。発症してから入院するまで、最大100人と接触したと見られ、当局が経過を観察しています。事態を受けてオバマ大統領はエボラ出血熱の感染拡大防止は「安全保障上の最優先事項だ」と語っています。


香港で初のH7N9型感染者

by garamon

 香港政府の2日夜によると、香港で家政婦として働くインドネシア人女性(36)が鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染したそうです。女性は重体とのこと。

 発表によると、女性は11月17日に香港に隣接する中国広東省深センの市場で生きた鶏をさばいてもらった後、調理された料理を食べ、同日香港に戻り、21日に発症。同居する雇い主の家族6人のうち、4人も軽い症状を訴えていると言うことです。この事態を受けて、香港政府は深センからの生きた鶏の輸入規制を決めています。

 H7N9型と報道されていますが、これは中国で今年3月から発生しているH7N9亜型の事でしょう。まだ人から人への明確な感染は確認されていないものの、中国では3月30日以降、僅か2ヶ月あまりの間に上海市、北京市、河南省、安徽省、江蘇省、浙江省、江西省、山東省、湖南省、福建省の2市8省と台湾で合わせて131人の感染が確認され、そのうち85人がICUで治療、39人が死亡しています。
 その後も感染が広がり、11月にも新たな感染者が出てしましたが、今回香港で初めての感染です。


シドニーで賛否両論

by garamon

2011年、オーストラリアのシドニー中心部の集合住宅の所有者団体が、住民に自宅内でも喫煙を禁じる契約条項を採用し、賛否両論がわき上がった事があります。

現地紙シドニー・モーニング・ヘラルドの報道にによると、シドニー中心部の住宅街アッシュフィールド(Ashfield)の集合住宅所有者たちは、賃貸契約書に全面禁煙を盛り込むことで合意しました。

この動きのきっかけとなったのは、1960年代に建てられた集合住宅に暮らす一部の住民から、アパート内の通気口をつたってたばこの煙が流れてきたり、バルコニーで喫煙する隣人の煙が入ってくるといった苦情でした。また庭や通路のあちらこちらにたばこの吸い殻が絶えないといった苦情も常にあったといいます。

不動産業者や集合住宅管理者によると、住宅が密集する都市では「禁煙住宅」の人気が高まっていますが、市民的自由の擁護を唱える人々からは、こうした動きは危険だと警戒する声もあがっています。

人権団体「市民的自由のためのニューサウスウェールズ評議会」のキャメロン・マーフィー会長は、「個人が自宅の中で合法な製品を使用することを禁じることができるのだとすれば、次はコーヒーを飲むことだって禁止できてしまう」と懸念を表明しています。


欧州マイナス成長に

by garamon

内閣府は発表した報告書「世界経済の潮流」によると、2012年の欧州の実質経済成長率がマイナス0%台~マイナス1%台になるとの見通しだそうです。
報告書は世界経済は2%台後半~3%のプラス成長になるとしていますが、欧州の財政・金融危機の深刻化を下振れリスクに挙げています。2011年の欧州経済は1%台のプラス成長でしたが、ギリシャの経済危機などの影響でマイナス成長に転落する見通しです。

ギリシャ、スペインは勿論、金融危機はイタリアなどにも飛び火。イギリスやフランスでも景気は足踏み状態が続き、欧州全体の先行きは「当面弱めの動きになる」と見ており、当分円高ユーロ安は続きそうです。ドイツがユーロ安の恩恵を受けて輸出が好調ですが、さすがのドイツも一国でユーロ圏全体を背負うのは無理でしょう。すでに国内からはギリシャへの支援に対して不満が噴出しています。この先ギリシャを支援し続けることが出来るのかどうか、ギリシャも緊縮財政に対する国民の不満が高まっており、今後も緊縮財政と引き替えの支援を受け続けることが出来るのかどうか。