鬱を併発する場合

by garamon

パニック障害は進行すると鬱病を併発するケースがあります。こうして発症する鬱病は「二次的鬱」と呼ばれ、これはパニック障害と同時に出てくる症状ではありますが、医学的にはパニック障害とは別な病気として分けて考えられます。
二次的鬱病の厄介な所は、少しずつ進行していくためにパニック障害の患者自身は勿論の事、一緒にいる家族や時には医師ですら気付かない内に進行している場合がある、と言う点です。患者自身や周囲が、様子がおかしいと感じた時には既に発病しているので注意しなければなりません。なにしろ、二次的うつ病は気持ちが沈みがちになると言う以外には主だった症状がなく、それどころか逆にパニック発作の回数が減ると言う特徴をもつため、患者自身も周囲もパニック障害が良くなってきているのだと感じてしまうのです。その結果、発見が遅れてしまう、と言う訳です。

パニック障害の症状が鬱病にまで進行してしまうと、これまで以上に日常生活へ支障をきたし、結果として人生の貴重な時間を無駄に過ごす事になってしまいます。そうならないためにも、可能な限り早急に治療を受ける事が必要です。また、発見が遅れ、既に二次的鬱病を併発してしまった場合でも、正しい治療を受ければ必ず回復しますので、安心して医師に相談しましょう。