不正アクセスでビットコインが消失

by garamon

東京都渋谷区に本社を置く、インターネット上の仮想通貨ビットコインの世界最大級の取引所「マウントゴックス」は28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し受理されました。
 同社は2月7日に全てのビットコイン払い戻しを停止していました。

 会見を開いたマルク・カルプレス社長や代理人弁護士によると、2月初めごろから不正アクセスが相次ぎ、正常に完了しない取引が増加。その後、同社と顧客分の計85万ビットコイン(約114億6千万円)のほぼすべてが失われたことが確認されたそうです。同社は、ビットコインが不正アクセスで盗まれた可能性が高いとして捜査当局への刑事告訴を検討しているとのことです。

 ビットコインは中央銀行のような中央機関が存在しない、通貨の発行や取引はすべてピアツーピア・ネットワーク上で行われているインターネット上の仮想通貨です。その世界最大級の取引所が、どうやらハッカーの手によって破綻に追い込まれた、と言う事のようです。どこかのSFアニメで見たような展開ですが、現実です。

 この件でニューヨーク連邦地検も捜査に着手、同社に対し、内部資料の保全などを求めているという事です。
 また麻生財務・金融相も記者会見で、「(ビットコインは)長続きせず、どこかで破綻すると思っていたが、意外に早かった」との考えを示したうえ、「何とかしなければならないと思っていた。早急に詰める」と述べています。