欧州マイナス成長に

by garamon

内閣府は発表した報告書「世界経済の潮流」によると、2012年の欧州の実質経済成長率がマイナス0%台~マイナス1%台になるとの見通しだそうです。
報告書は世界経済は2%台後半~3%のプラス成長になるとしていますが、欧州の財政・金融危機の深刻化を下振れリスクに挙げています。2011年の欧州経済は1%台のプラス成長でしたが、ギリシャの経済危機などの影響でマイナス成長に転落する見通しです。

ギリシャ、スペインは勿論、金融危機はイタリアなどにも飛び火。イギリスやフランスでも景気は足踏み状態が続き、欧州全体の先行きは「当面弱めの動きになる」と見ており、当分円高ユーロ安は続きそうです。ドイツがユーロ安の恩恵を受けて輸出が好調ですが、さすがのドイツも一国でユーロ圏全体を背負うのは無理でしょう。すでに国内からはギリシャへの支援に対して不満が噴出しています。この先ギリシャを支援し続けることが出来るのかどうか、ギリシャも緊縮財政に対する国民の不満が高まっており、今後も緊縮財政と引き替えの支援を受け続けることが出来るのかどうか。